SISC-Tシステム利用検討WG施工分科会
[Tツール新機能] バックアップ機能 利用説明書 ver1.2

(上図はMicroStationSE版のものです。MicroStation95・PowerDraftではアイコンが異なりますが機能は同じです
1.はじめに
このバックアップ機能は、現在操作中の図面ファイルのバックアップを簡単に行なうためのものです。ボタンを押すたびに、その時点の図面ファイルを保管(バックアップ)していくことができます。
但し、本機能の利用により図面ファイルの安全が完全に保証されるわけではありません。飽くまでも、図面ファイルを日々、MOやフロッピーなどにバックアップをとり保管することが基本ですので、その点をご承知おきの上、本機能をご利用ください。
「トラブル防止・ファイルの修復マニュアル」も活用して下さい。
(http://sisc-t.imc.takenaka.co.jp/Siscuspc/helpnew/trouble/index.htm)
2.通常時の利用法
「本図ツール」(上図)の一番右の「Backup」と書かれたボタンを押すことで、その時点の図面ファイルがバックアップされます。むやみに頻繁にボタンを押すよりも、重要な操作の前後などにこのボタンを押しバックアップをすることが有効です。
3.動作の設定について
本機能は通常の設定では、
バックアップされたファイルが作成されるフォルダ−c:\cadtms\dgnback\
(前のバージョンではd:\dgnback\でしたが、上記フォルダに変更しました)
保持する最大バックアップ・ファイル数−10個
となっています。
c:\cadtms\dgnback\というフォルダの中に10個までのバックアップ・ファイルが作成できます。11個以上のバックアップ・ファイルを作成しようとする(ボタンを押す)と、自動的に10個のバックアップ・ファイルの内の一番古いファイルが削除され、新しいバックアップ・ファイルが作成されます(よってファイル数は常に10個となります)。このように保持できるファイル数を制限していることで、ハード・ディスクが知らないうちに大量に消費されることを防いでいますが、それでも仮に3メガ・バイトのファイルを10回バックアップすると全部で30メガ・バイトのハードディスクを消費することになります。ハードディスクの残り容量には常に気を配るようにしてください。
4.図面ファイルが壊れていることに気付いた時
図面ファイルが壊れていることに気付いた時に、保管してあるバックアップ・ファイルが役立つかどうか調べる方法を説明します。
ここでは、test.dgnという図面ファイルが壊れていることに気付いた場合の手順を説明します。
2)バックアップ・ファイルが作成されているフォルダ(c\cadtms\dgnback\)を開きます。
4)次にこの2つのファイルの「更新日時」を比べて、新しい方のファイルの名前をtest.dgnと変更し、MicroStation上で開き正常なファイルであるかどうかを確認します。もし、このファイルも壊れたものであった場合は、次に新しいファイルの名前を同様にtest.dgnに変更しMicroStationで開いて確認します。3つ以上の対象となるバックアップ・ファイルがあった場合、この手順を繰り返し行ない、壊れる前で且つ一番新しい図面ファイルを探します。
5)都合のよいファイルが見つかれば、MicroStationを一旦閉じて、該当ファイルを、バックアップ・ファイルが作成されているフォルダ(c:\cadtms\dgnback\)から普段自分が利用しているフォルダに移動します。
5.高度な利用法 [上級ユーザー向け] ←運用担当者の方は必ずお読みください
以下では、バックアップ機能の設定を自分の環境に合わせて変更する方法を説明します。上級ユーザー及び運用担当者向けの説明となっています。
1)バックアップ・ファイルが作成されるフォルダを変更する
b) 1行目にバックアップ・ファイルが作成されるフォルダが記述されていますので、この部分を変更したいフォルダに書き換えます。バックアップをしようとした時に、ここで書いたフォルダが存在していない場合エラーとなりバックアップできませんのでご注意ください。
c) 保存して終了します。
d) b)で変更したフォルダが実際に存在しているかを確認してください(無ければ作成しておく必要があります)。
2)保管できる最大バックアップ・ファイル数を変更する
b) 2行目に保管できる最大バックアップ・ファイル数が記述されていますので、この部分を1〜30程度の範囲で変更します(半角数字)。
c) 3行目に記述されている数字を「1」(半角)に変更します。
d) 保存して終了します。
―――重要―――
3)注意点
・バックアップ機能の利用中にハードディスクが一杯になる危険性から逃れるために、MOが接続されている場合はバックアップ・ファイルが作成されるフォルダとしてMO内を選択されることは非常に有益ですのでご検討ください。この場合のデメリットとしてはバックアップ処理に必要な時間がハードディスクにバックアップする場合よりも長くなることです。
・保管できる最大バックアップ・ファイル数を変更する際、変更前よりも小さい数に変更しても既に作成済みのバックアップ・ファイルの数は変わりません。例えば、最大バックアップ・ファイル数を20から10に変更しても、その時点で20のバックアップ・ファイルが作成されている場合、それが10には減りません。バックアップ・ファイルが占めるディスク容量を減らす目的で最大バックアップ・ファイル数を小さくした場合には、同時にいったんその時点で作成済みのバックアップ・ファイルを削除するようにしてください。
以上